特許集
鳥取大学 研究推進機構
機構長 河田 康志
令和5年度鳥取大学特許(知的財産シーズ)集をお届けします。
本特許集は、鳥取大学の教員が生み出した特許について、その内容を一人でも多くの方に知っていただけるように、ユーザーの立場に立って簡潔にまとめたものです。大学特許は、どちらかというと基礎技術的な内容が多く、個々の技術について事業展開に必要な特許網の形成までには及んでいないという課題があります。
しかし、大学の研究は多岐にわたっており、日々最先端情報の中で研究している発明者から、特許技術の中身及び背景を直接聞いて頂くと、当該技術が大きな将来性と方向性を持った内容であると、ご理解頂けるのではないかと存じます。大学の研究により生み出された成果は社会に還元されるべきものであり、どのような形であろうと社会に貢献して初めてその成果が認められるものです。この課題解決に対しては、企業の方々の協力、連携が必須です。
本特許集では、鳥取大学での研究から生み出された特許のうち、活用先を探しているものについて、ライフサイエンス分野、ナノテク・材料分野、IT分野、環境分野に大分類してまとめています。これらの各分野における“種”が、本学研究者との連携のきっかけとなり、双方で産学連携によるイノベーション創出を目指すことができれば、技術移転や産学連携を支援している我々にとっても大きな意義になります。
本特許集をご覧いただき、事業化に役立つ案件がありましたら、是非、ご連絡をお願いいたします。
令和5年4月
本ホームページに掲載する資料は、無断転載、印刷、改変、コピー、その他著作権にかかる行為を禁じます。