有機-無機ハイブリッド型紫外線光検出器
【次世代PET応用へ向けた技術シーズ】

技術概要

  • 有機-無機ハイブリッド型紫外線高感度光検出器(アバランシェフォトダイオード;APD)において、有機保護膜等により
    低暗電流化(低ノイズ化)・安定動作化に成功した。
  • 紫外線に特化した低暗電流・低電圧動作の集積型APDを世界で初めて実現し、集積化の指標となる光信号のクロストークが検出限界以下である
    ことを実証した。

活用のポイント

  • 紫外線の高感度光検出が可能で、集積化により
    撮像素子にも応用可能です。

従来の問題点

  • 次世代PET用紫外線光検出器には、ノイズとなる暗電流が少なく、
    集積化が可能で、長寿命なものがなかった。

解決したポイント

  • PEDOT:PSSとZnSSeを用いた、有機―無機ハイブリッド構造と
    することで、上記の問題をすべて解決した。

図解

発明者コメント

阿部 友紀(工学研究科)

本技術シーズ:有機-無機ハイブリッド型紫外線光検出器を活用して、次世代の高速・高解像度PET撮像技術へと貢献し、医療技術の発展へ
寄与するとともに、天文学などの科学計測、次世代超高密度光ディスクなどへの応用を目指しています。

ライセンス情報

①開放特許情報DB登録番号L2014002268
②特許番号特許第5688646号
③公開番号特開2014-042077
④出願番号特願2013-243856
⑤出願日2013年11月26日
⑥発明の名称有機-無機ハイブリッド接合型光電変換素子
⑦特許権者国立大学法人鳥取大学
⑧代表発明者阿部 友紀
⑨実施許諾・譲渡■許諾□譲渡
⑩共同開発研究の意思■有□無
⑪サンプルの提供□有■無
⑫技術指導■有□無
⑬実施実績□有■試作
□実験□無
⑭事業化実績□有■無
⑮実施許諾実績□有■無