効率的に組織が採取できる新しい生検針

技術概要

  • 生検針の先にワイヤーを配置し、穿刺時にワイヤーによる生体組織の切断を行い易くした

活用のポイント

  • 超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)において
    確定診断に十分な検体採取が可能です。

従来の問題点

  • 従来の生検針では、組織への穿刺時において、針先端部に引き
    込んだ組織しか採取できず、検体採取量が不十分で確定診断に
    至らない場合がある

解決したポイント

  • 注射針形状の開口の開口壁上にワイヤー(糸)をループ状に装着
    した生検針を開発。生体組織を引き込んだのち、ワイヤーを
    引っ張ることで、開口部分で組織を切除することが可能となり、
    採取量を多くし、かつ効率的に生体組織を回収することが
    可能となった。

図解

発明者コメント

松本 和也(附属病院)、植木 賢(附属病院)

生検針や超音波内視鏡などに関する技術など、協同で研究開発できる企業とのマッチングを希望しています。

ライセンス情報

①開放特許情報DB登録番号①L2012002968
②L2018002408
②特許番号特許6183858号
③公開番号①WO2014/007380
②特開2019-176993
④出願番号①特願2014-523809
②特願2018-068400
⑤出願日①2013年7月5日
②2018年3月30日
⑥発明の名称①生検針
②生検針
⑦特許権者国立大学法人鳥取大学
⑧代表発明者①植木 賢
②松本 和也
⑨実施許諾・譲渡■許諾□譲渡
⑩共同開発研究の意思■有□無
⑪サンプルの提供□有■無
⑫技術指導■有□無
⑬実施実績□有□試作
■実験□無
⑭事業化実績□有■無
⑮実施許諾実績□有■無