塩水でも可能!! 野菜の養液栽培
【植物栽培法およびその栽培装置】

技術概要

  • 植物の根の一部をほぼ飽和水蒸気量の水分で満たされた空気中で栽培することを特徴とする、植物栽培法およびその栽培装置。
  • 養液栽培等において、対象植物の必須元素の一部または全部を通常の栽培範囲よりも高濃度に含有する養液、およびナトリウムやケイ素などの
    必須元素以外の物質を多量に含む養液を栽培に用いる場合であっても、植物の成育を妨げない植物栽培法およびその栽培装置。

活用のポイント

  • 養液中に含まれる塩類による成育阻害の回避
  • 根が“元気”な養液栽培

従来の問題点

  • 良質の原水が手に入らないところでは、養液栽培は困難。
  • 肥料バランスが崩れた養液は使えない。→ 廃棄。

解決したポイント

  • 植物の根の上部からは、空気中の水と酸素を吸収させることで
    栽培を可能に。

図解

発明者コメント

留森 寿士(乾燥地研究センター)

養液栽培において、植物の根の一部が空気中にあっても成長に必要な水分、栄養素、酸素を吸収できます。
養液中に肥料塩やその他の塩類が高濃度に含まれる場合でも、成育阻害は小さいです。
高付加価値作物の生産にも使えると期待しています。

ライセンス情報

①開放特許情報DB登録番号L2008002045
②特許番号特許第4344828号
③公開番号特開2007-195514
④出願番号特願2006-020657
⑤出願日2006年1月30日
⑥発明の名称植物の栽培方法及びその栽培装置
⑦特許権者国立大学法人鳥取大学
⑧代表発明者留森 寿士
⑨実施許諾・譲渡■許諾□譲渡
⑩共同開発研究の意思■有□無
⑪サンプルの提供□有■無
⑫技術指導■有□無
⑬実施実績□有■試作
■実験□無
⑭事業化実績□有■無
⑮実施許諾実績□有■無