高起動性と高効率を両立するバタフライ風車

技術概要

  • 1個の翼で二重翼の効果を有するため、風車の起動性と、高速回転時の高出力特性を両立。
  • 端がないため、揚力損失(翼端損失)の低減および騒音低減が可能。
  • アームが存在しないため、空力抵抗の減少効果があるとともに、部品点数が少なくなるため、風車製造コストの低減が可能。
  • ロータ重心位置に発電機を設置できる構造であり、振動対策として有効。

活用のポイント

  • 起動性向上と効率向上を両立する
    新しい風力発電装置(風車ロータ)を発明!

従来の問題点

  • 従来型の垂直軸風車はアームの存在によってロスが生じていた。
    また部品点数が多くなっていた。
  • 翼端において揚力損失が生じていた。
  • 起動性が悪い。

解決したポイント

  • 風車の翼とアームを一体化させた構造により、1個の翼で
    二重翼の効果を発生(起動性向上)。
  • 翼端を無くしたことにより揚力損失(翼端損失)を低減。

図解

発明者コメント

原 豊(工学研究科)

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ライセンス情報

①開放特許情報DB登録番号L2012002970
②特許番号特許第6035545号
③公開番号特開2013-147940
④出願番号特願2012-006927
⑤出願日2012年1月17日
⑥発明の名称揚力型垂直軸風車の翼及び風車並びに発電装置
⑦特許権者国立大学法人鳥取大学
⑧代表発明者原 豊
⑨実施許諾・譲渡■許諾□譲渡
⑩共同開発研究の意思■有□無
⑪サンプルの提供□有■無
⑫技術指導■有□無
⑬実施実績□有■試作
■実験□無
⑭事業化実績□有■無
⑮実施許諾実績□有■無