還元糖類縁体による筋萎縮性側索硬化症治療剤

技術概要

  • 難治性神経変性疾患である筋萎縮性側索硬化症(ALS)は現在において、有効な治療薬が存在しなかったが、本発明により、当該疾患に
    対する治療の可能性が見出されました。

活用のポイント

  • 難治性疾患である筋萎縮性側索硬化症に対する
    治療可能性を模索する実験です。

従来の問題点

  • 筋萎縮性側索硬化症は、日本において厚生労働省の特定難病に
    指定されている難治性神経変性疾患の代表であり、
    現在、当該疾患に対する有効な治療薬は存在していない。

解決したポイント

  • 還元糖類縁体である2-デオキシ-D-グルコース: 2DGを
    ALSモデルマウスに投与することにより、当該モデルマウスに
    対して有意に運動神経細胞を残存させたことを示した。
    当該薬剤はALSの新規治療法の糸口になる。

図解

発明者コメント

加藤 雅子(医学部)

ALSは有効な治療法が確立されていない神経難病の象徴であり、有効な治療薬が今でも存在していません。本発明がALSの新規治療法の糸口となり、ALS新規治療薬開発を強く希求されていますALS患者及び家族様に少しでもお力になりたいと切に願っています。

ライセンス情報

①開放特許情報DB登録番号L2018002396
②特許番号特許第6607599号
③公開番号特開2016-065044
④出願番号特願2015-179049
⑤出願日2015年9月11日
⑥発明の名称筋萎縮性側索硬化症治療剤
⑦特許権者国立大学法人鳥取大学
⑧代表発明者加藤 雅子
⑨実施許諾・譲渡■許諾□譲渡
⑩共同開発研究の意思■有□無
⑪サンプルの提供□有■無
⑫技術指導■有□無
⑬実施実績□有□試作
■実験□無
⑭事業化実績□有■無
⑮実施許諾実績□有■無