新規な刺激伝導系細胞様細胞の製造方法

技術概要

  • 徐脈性不整脈の中で根本的な治療法のない房室ブロックや心室内伝導障害を評価することが可能な刺激伝導系細胞の製造方法

活用のポイント

  • 徐脈性不整脈などに対する治療法の開発に有効な
    心毒性評価を行うことが可能です。

従来の問題点

  • 徐脈不整脈の治療において、特に心臓の右室と左室の非同期に
    対しては、両室ペーシングによる心再同期療法が用いられるが、
    当該療法は、刺激伝導系の障害の程度に依存するため、
    心室内伝導障害を事前に評価することが必要であった。

解決したポイント

  • 幹細胞(ヒトiPS 細胞など)由来で、洞結節細胞マーカーと
    心室筋細胞マーカーを共発現する心筋細胞が、
    プルキンジェ繊維細胞様の特徴を示すことを見出し、新規な
    刺激伝導系細胞様細胞を得ることに成功した。

図解

発明者コメント

白吉 安昭(医学系研究科)

心毒性評価や創薬のスクリーニング用キットなどの開発を協同で行う企業とのマッチングを希望しています。

ライセンス情報

①開放特許情報DB登録番号L2018002410
②特許番号
③公開番号特開2019-170264
④出願番号特願2018-062705
⑤出願日2018年3月28日
⑥発明の名称新規刺激伝導系細胞様細胞
⑦特許権者国立大学法人鳥取大学
⑧代表発明者白吉 安昭
⑨実施許諾・譲渡■許諾□譲渡
⑩共同開発研究の意思■有□無
⑪サンプルの提供■有□無
⑫技術指導■有□無
⑬実施実績□有■試作
□実験□無
⑭事業化実績□有■無
⑮実施許諾実績□有■無