内臓型肥満に対する治療薬の開発
【新規機序を有する抗肥満薬の開発】
技術概要
- 銅キレート剤である低分子化合物クプリゾンが、異所性脂肪沈着に対して強力な治療効果を有することを見出しました。
抗肥満薬開発のリード化合物として有用であることを示しています。
活用のポイント
- 多くの合併症の原因となる内臓脂肪を効果的に
除去する新規治療薬開発の提案です。
従来の問題点
- 現時点で使用可能な抗肥満薬は、ただ1つのみです。
- しかも、脳内の食欲中枢を抑制するため、いろいろな副作用を
生じやすいため、肥満症の治療は難しいのが現状です。
解決したポイント
- 低分子化合物クプリゾンは肝臓に作用して脂質代謝を改善させる
ことを見出しました。副作用の少ない抗肥満薬の開発に
つなげることができます。
図解
ライセンス情報
①開放特許情報DB登録番号 | - | |
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②特許番号 | - | |
③公開番号 | - | |
④出願番号 | 特願2019-215470 | |
⑤出願日 | 2019年11月28日 | |
⑥発明の名称 | 低分子化合物クプリゾンおよびその誘導体による体脂肪量減少効果 | |
⑦特許権者 | 国立大学法人鳥取大学 | |
⑧代表発明者 | 今村 武史 |
⑨実施許諾・譲渡 | □許諾 | ■譲渡 |
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⑩共同開発研究の意思 | ■有 | □無 |
⑪サンプルの提供 | ■有 | □無 |
⑫技術指導 | ■有 | □無 |
⑬実施実績 | □有 | □試作 |
■実験 | □無 | |
⑭事業化実績 | □有 | ■無 |
⑮実施許諾実績 | □有 | ■無 |
発明者コメント
今村 武史(医学科薬理学)
内臓型肥満はさまざまな生活習慣病を引き起こします。
肥満に対する有効な治療薬が見当たらない現在、新規治療薬開発を共に目指していただける企業を求めております。