金属酸化物含有複合体およびその製造方法、
ならびにそれを用いた二酸化炭素還元方法

技術概要

  • 複数の遷移金属を含む結晶性複合酸化物触媒を数nmの超微粒子にすることに成功。
  • 超微粒子化触媒を用いることで、二酸化炭素の光還元活性の向上に成功。

活用のポイント

  • 複数の遷移金属元素を含む結晶性酸化物触媒を
    数nmの超微粒子にすることができ、二酸化炭素の
    光還元活性が大きく向上する。

従来の問題点

  • 複数の遷移金属元素を含む結晶性酸化物触媒は小さくとも
    数十nmの粒子になる。
  • 二酸化炭素の光還元反応に対する触媒活性が低い。

解決したポイント

  • 複数の遷移金属元素を含む結晶性複合酸化物触媒を数nmの
    超微粒子にすることができる。
  • 超微粒子化により、二酸化炭素の光還元活性を大きく向上させる
    ことができる。

図解

発明者コメント

辻 悦司(工学研究科)

地球温暖化および化石資源の枯渇が懸念される現在、二酸化炭素の還元による炭素資源化が急務です。これには安価で高活性な触媒開発が
必要です。 本発明では複数の遷移金属を含む結晶性複合酸化物触媒を数nmにする技術を開発し、光触媒活性を大きく向上させました。
元素の組み替えにより更なる高活性化も期待できます。

ライセンス情報

①開放特許情報DB登録番号L2019002168
②特許番号
③公開番号
④出願番号特願2019-140759
⑤出願日2019年7月31日
⑥発明の名称金属酸化物含有複合体およびその製造方法、ならびにそれを用いた二酸化炭素還元方法
⑦特許権者国立大学法人鳥取大学
⑧代表発明者辻 悦司
⑨実施許諾・譲渡■許諾□譲渡
⑩共同開発研究の意思■有□無
⑪サンプルの提供■有□無
⑫技術指導■有□無
⑬実施実績□有□試作
■実験□無
⑭事業化実績□有■無
⑮実施許諾実績□有■無