未利用生物資源活用研究センター

設置目的

未利用生物資源活用研究センターは、鳥取大学の研究成果を活用し、地域における産業発展の具現化を通じた、健康福祉、産業技術革新、海洋資源に関するSDGsの実現を目標として、令和4年4月1日に研究推進機構の下に設置された学部横断型のセンターです。地域で発生するカニ殻、雑海藻、きのこ廃菌床など、今まで見過ごされ、むしろ“ゴミ”扱いされていた未利用生物資源等をターゲットとして、新たな利用価値を有する機能性物質を抽出し、生理活性を検証する基礎的な研究、得られた研究成果を生かした高付加価値商品への展開を目指します。

活動内容

1.未利用生物資源の機能物性評価
地域の海洋・山河・圃場などから発生する未利用生物資源を採集し、抽出物のライブラリーを構築し、機能評価、物性評価、構造決定を実施するとともに、有効成分の実用化へ向けた研究を推進します。
2.未利用生物資源の新規用途開発
地域に埋もれている未利用生物資源の潜在的なシーズを県内企業、漁業従事者、農業従事者をはじめとした当事者から掘り起こし、県内外の公的研究機関等とも連携しながら新たな用途を提案します。
3.未利用生物資源活用のプロモーション
地域の水産業、農業をはじめとする一次産業、農林水産物を加工し商品化する二次産業、商品を流通・販売する三次産業、更にはDXによって変化する新規産業領域等について、未利用生物資源活用技術を通じて活性化する活動を行います。

スタッフ

職名等 氏名 備考
センター長 大城 隆
工学部教授(併任)
副センター長 有馬二朗
農学部教授
副センター長 八木寿梓
工学部准教授(併任)
兼務教員 伊福伸介 工学部教授
兼務教員 岡本賢治 工学部教授
兼務教員 溝端知宏 工学部教授
兼務教員 上中弘典 農学部准教授

活動実績

連絡先

鳥取大学 研究推進部 研究推進課総務係(c/o 未利用生物資源活用研究センター)
住所 〒680-8550 鳥取県鳥取市湖山町南4丁目101
電話 0857-31-5609
FAX 0857-31-5571
E-mail