組織的産学連携推進室

本推進室の目指すところ

国立大学法人では昨今、研究機関としての機能強化と自立的外部資金獲得の必要性が増しています。未来の求める社会のビジョンを企業等の外部機関と共有し、お互いの持つ学術的知見や産業応用に関するノウハウ、施設・設備等の有形無形の資産を有効活用した共同研究を行うことがますます重要になっています。

鳥取大学の「組織的産学連携推進室」はこのような背景のもとに2021年4月に設置されました。本推進室では企業等との組織的産学連携による共同研究の企画・立案・運営、研究成果の管理・活用等の業務を実施しています。2023年4月からは、持続的な組織的産学連携の研究イノベーション創出を目的として新設された「とっとりNEXTイノベーションイニシアティブ」(略称TNIIティニー)のもとで産学官の多様な機関との連携をさらに拡大するために活動しています。

TNIIは鳥取大学における産学連携のハブとなり、単なる個々の共同研究の枠を超えた組織レベルでの協創連携を推進します。連携機関と共に「問い」から考えて未来のビジョンを描き、社会実装に向けて学内の研究シーズを基礎、応用、開発のフェーズに応じた共同研究にまとめ、最終的に大学から新たな社会的インパクトとなる研究成果を生み出すことで社会課題の解決を目指します。

本推進室は今後、多くの外部組織と「ビジョン共有型」の連携を生み出すことを目標とします。

鳥取大学-ダイキン産学連携協創推進室

鳥取大学とダイキン工業株式会社は、2021年5月1日から10年間にわたる包括連携協定を締結しました。この連携では「乾燥地科学研究」、「医工農連携によるヘルスケア研究」、「乾燥地研究のエキスパート人材の育成」などのプログラムの推進を目的としています。協定に基づき、乾燥地での最適な住環境や環境問題解決、健康な空気・空間の実現につながる共同研究テーマを実施中で、連携によって新しい時代に向けて研究成果を社会実装することを目指しています。

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メンバー紹介
  • 西村 薫
    西村 薫 Kaoru NISHIMURA

    プロジェクトマネージャー

    特徴 にぎやか
    趣味 自転車、映画鑑賞、料理・おいしいもの探し、ローカル線めぐり
    ひとこと 産学連携プロジェクトのマネジメントで大学の発展に貢献することを目指します。
連絡先
鳥取大学 研究推進機構 組織的産学連携推進室 (研究推進機構棟2階)
住所 〒680-8550
鳥取県鳥取市湖山町南4丁目101
電話 0857-31-5919 (内線2732)
E-mail obaco[at]ml.adm.tottori-u.ac.jp ([at]は@に読み替え)